立ち上げはたった3人
三原市長選挙出馬を決意した溝手。
周りの友人達は
「無茶だ」「無謀だ。三菱を相手に勝てる訳がない。正気なのか。」と反対した。
しかし「市を活性化する。このままでは三原が埋没する」と溝手は強い決意を明かした。

心を打たれ、まず親友の二人が協力を約束した。
地元財界人のパイプ役、市消防団長、二人とも多方面に存在感を見せている。
選挙になると20歳は若返ると周辺が冷やかすほどの元気さだった。

話を聞きつけた、溝手の同級生、幼なじみ…、仲間達が徐々に増えていった。
早速、元喫茶店跡の2階を借りて選挙対策事務所を開いた。
山積みされていた古ぼけた机椅子のほこりを払い並べ、選挙作戦に取り掛かった。
みんな、選挙のセの字も知らない素人の集まりである。




まず、歩き溝手を知ってもらおうと、溝手と仲間達は一緒に広い市内を歩き始めた。
市議の一人から「1万世帯と握手しないと現職を向こうに回して戦えない」と教えられた。
溝手は「それなら市内3万3千世帯のうち3万世帯を走破する」と決めた。
3万世帯へ挨拶回り。半年もないのに通常なら回れるはずがない。
しかし溝手は朝8時〜夜8時まで各戸の戸を叩いた。
溝手はゴム底の靴に履きなおした。
夜、事務所に帰ると膨れ上がった両足を冷水入りのバケツに突っ込み冷やした。

あるとき仲間の一人が溝手の足裏を目にして驚いた。
マメが潰れソックスは血がべっとり付いている。貼った絆創膏もめくれ痛々しい。睡眠時間も3〜4時間は当たり前だった。

溝手は「若さとスポーツで鍛えた体、体力には自信があった」と話す。

三菱社宅へも顔を出した。
「帰れ。お前に用はない」と激しい口調で罵られた。
溝手はひるまず「溝手の顔ぐらい見てください」と声をかけた。
社宅の中には周囲を気にしながら小声で「三原を変え活力を入れてください」と激励もあったそうだ。靴4足、背広3着潰す

無理と言われた11月の告示までの3万世帯訪問。
しかし溝手は、見事に目標を達成した。




1軒1軒足を運ぶ溝手の作戦が有権者の心に通じ、併せて「三原はこのままではいけない」という声が一段と高まりを増し、夏を迎えるころにはあちらこちらから「うちの方へ来なさい。案内するから」と声が掛かりはじめた。
溝手の行動と考えに呼応したグループ、団体、市議らが独自に動きを始めた。手狭になり、事務所を本格的に構えた。
正式の事務所開きの9月18日には2000人の支援者が集まった。告示に向けフル稼働に入り事務所への人の出入りが激しさを増してきた。


現職は労働組合系、「市政は保守本流であるべし」の議員達が溝手支持に回り始めた。

その中の一人である現県会議員の平田氏は「厳しい戦いになり敗れたら私の政治生命も絶たれる。共倒れだ」と語り厳しい船出を覚悟したそうだ。

商議所、経済同友会、三原JC、商栄会、三師会(医師・歯科・薬剤師会)、法人会などが支持を決めた。
地元経済人有志で溝手を支える元正会が出来上がり強力に動いた。

また、市長選を機に誕生したマドンナ会(平井紀美恵代表)の活発な集票行動も見逃すことはできない。
女性票の掘り起こしの柱となり活動した。




支援者の歓喜の万歳!\(^O^)/
8月3日に溝手は正式出馬を表明した。
9月に入り、各方面の励ます会や決起集会が開催された。
10月には5000人が集まり、女性の集いでは2500人を集めた。
支援者の波はうねり始めた。

この様子を議長室の窓越しに見た市議会議長は独り言のように
「溝手は勝った。女性は強い。選挙は女性を味方に付けることだな。」
とつぶやき驚いたそうだ。

11月1日に告示、11月8日が開票。
出陣式には国会議員、県議、市議らが顔をそろえた。
投票日の11月8日は快晴。
投票率86.46%。
支援者の皆さん、本当にありがとうございました。
開票が始まり夜9時30分溝手22,500票、土居17500票。
5000票の開き当確が出た。
この瞬間事務所に万歳。
「勝った!」の歓喜のどよめきが広がった。

「ゼロ票からの出発」が6ヵ月足らず、市民挙げての草の根選挙が実を結んだ瞬間であった。

最終票は溝手30,817票、土居21,698票の8,000票の大差の勝利だった。




政治家・溝手顕正の第一歩!溝手三原市長の誕生です!マドンナ会代表の平井紀美恵は
「三原の夜明けだ。素人の決起が流れを変えた」
20年前の思い出に浸り今回の大臣就任をことのほか意義深く感じたという。

初登庁の18日溝手は川東町内会の人に送られ徒歩で自宅を後にした。
沿道には人並みができた。駆け寄って花束を渡す人も出た。
溝手へ市政を託す強い表れだったのだろう。

政治家溝手顕正の晴れのスタートだった。
溝手の座右銘は「人間万事塞翁馬」。
溝手のホームページにも真っ先に出てくる。

それにしても溝手顕正、逆境に強い男である。

−完−


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